シオハラさん、リズムに奮闘する!

シオハラです。

今年はアストル・ピアソラの生誕100年の記念イヤーです。
ピアソラはアルゼンチン出身の作曲家で、昭和40年代に世界的なブームを巻き起こすほどの人気を誇った作曲家、演奏家です。

ただ、若い頃の彼は誰にも認めてもらえず、ニューヨークの酒場でピアノの演奏をして糊口をしのいでいたようです。父の葬儀のためにアルゼンチンに帰るための旅費すら工面できず、絶望的な悲しみの中で「アディオス・ノニーノ」という素晴らしい曲を書いています。

その後、「リベルタンゴ」という曲が大ヒットして高名な作曲家となりますが、音楽界からは必ずしも認められていたわけはないようです。故郷のアルゼンチンからは「あれはタンゴではない」と言われ、クラシック界からは「あれはタンゴだから」という言葉でまともな扱いをしてもらえなかったといいます。

ところが、今現在、ピアソラの曲をレパートリーに持っていない演奏家はまずいないのではないかというほど、ピアソラの人気は高いです。彼の死後、ほとんど忘れられていたピアソラの曲は、一人のチェリストのおかげで復活しました。ヨーヨー・マです。

「ヨーヨー・マ プレイズ ピアソラ」というアルバムがヒットするに及び、ピアソラの曲は、クラシックの一ジャンルとして再度脚光を浴びました。彼を遠ざけていた演奏家や作曲家たちの多くが世を去っていたことも追い風だったかもしれません。やはり斬新な音楽に対する嫉妬もあったのでしょう。ピアソラを直接知らない若い演奏家の多くはそういう感情とは無縁であったため、素直にピアソラの音楽の斬新さや格好良さに感動したのでしょう。それ以降、今に至るまで、ピアソラのブームが続いていると言っても過言ではありません。

私が好きな作曲家の第一位は文句なくショパンですが、今のところ第2位はピアソラです。ベートーヴェンやリスト、フォーレ、ラフマニノフを抜いています。もうホントに好きで、最近は車の中でもピアソラを聴いています。皆さんもぜひとも聴いてくださいね。アストル・ピアソラ、素晴らしいです。

ではまた、自分でもびっくりするくらいリズム音痴のシオハラでした。

 

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