生徒さん投稿です(シオハラさん)20180403

生徒さん投稿です(シオハラさん)20180403

ボイストレーニング・弾き語り・生徒さんです

 

シオハラです。

春霞にかすむ空、咲き始めの桜、散りゆくモクレン、春です。花見がしたいなぁ。

さて今日はまたアメリカの作家、ジョン・グリシャムに触れてみたいと思います。・・・だって好きなんだもん。

先日も少し書きましたが、グリシャムの処女作「評決のとき」は重苦しい雰囲気の、シリアスな作品です。しかし二作目の「法律事務所」は軽妙でエンターテイメント性を重視した楽しい作品に仕上がっており、さっぱり売れなかった「評決のとき」と違い、ベストセラーになってしまい、グリシャムを一躍スターダムにのし上げました。この成功があったためかどうか(なければおかしいけど)、その後のグリシャムは「ペリカン文書」「依頼人」「原告側弁護人」などシリアスな雰囲気は残しつつも、エンタメ性を重視した作品を書いてきたように思います。

しかし何作目か忘れましたが、「シリアスな雰囲気」をまったく感じない、「コメディかっ!!」というくらいぶっ飛んだ作品が何作か続き、私は「グリシャム、どうしちゃったんだろう?」といぶかっておりました。作品名で言えば「テスタメント」「裏家業」あたりの事です。

かと思えば今度は弁護士とまったく関係のない「スキッピング・クリスマス」「奇跡のタッチダウン」などの作品を書き、私はますます「???」な状態になっていました。

そしてここ数年、ようやくある程度シリアスな弁護士ものに回帰傾向にあったのですが、今度はラストが違う。グリシャムの作品はハッピーエンドで終わることが多かったのに、なんだかこう、モヤモヤした玉虫色のラストシーンが続きます。「謀略法廷」や「アソシエイト」です。グリシャムさん、現実に目覚めちゃったのかしら・・・、悲しいわ。

んで、先日手に入れた私にとってのグリシャム最新作「巨大訴訟」を読み、私は
「面白い!!  これでこそグリシャムじゃあっ!!」
と手を打って喜んだのです。

シリアスな雰囲気、多少ぶっ飛んだ登場人物、軽やかなストーリー展開、ハッピーエンド、そこには私の好きな小説の構成要素がすべて盛り込まれておりました。やっぱグリシャム・サイコー。今後もこういう作品を続けて欲しいなぁ。でも、やはり作家さんとしては色々と試したいことがあるんでしょうねぇ。二律背反というか・・・。

しかし本の話題になると字数がいきなり増えますね。すみません。パパッと書ければいいのですが・・・ついつい・・・ね。

今年は冬が厳しかった分、あたたかさが心地いいですね。長く続けばいいけど、またすぐ暑くなるんだろうなぁ。いやまぁ、そしたらまたビールを浴びるように飲めばいいか。どっちにしてもお酒がすすみます。

ではまた、四人の子供たちが全員家を出た途端、何故これほどまでに食卓がさびしくなったのか、見当もつかないシオハラでした。